アニバーサリーフォト(記念写真)を自分で手配することで、「予算を抑えられる」と耳にすることは多いはず。
実際のところはどうなのでしょうか。
今回は、自分でアニバーサリーフォトを手配する手順をステップ形式でまとめています。
Step1:コンセプトを決める
まずは自分の撮影したいイメージを言葉にしていきましょう。
記念日
ウエディングフォトを撮りたいのか、還暦を祝う写真なのか、七五三なのか…
写真を撮りたいと考えたきっかけは何でしょうか。
テーマ/スタイル
・ナチュラル

・カジュアル

・和装、正装

この他、スタジオで「昔ながらのクラシックな家族写真を撮る」など好みのイメージを固めます。
ロケーション
屋外なら…公園の芝生、海、自然の中、街中
室内なら…自宅、レンタルスタジオ
季節感や服装の雰囲気もここでイメージしていくと、まとまりやすいです。
Step2:撮影日・時間を決める
屋外の場合は天候に左右されにくい日を選びましょう。
ゴールデンアワー(朝・夕の柔らかい自然光のこと)はおすすめです。
Step3:カメラマンorセルフ撮影かを決める
カメラマンにする場合
・カメラマンを派遣してくれる業者へ依頼する
・SNSやマッチングサイトで探す
・評判やポートフォリオ(過去に撮影された作品)、料金、納品携帯をチェック
・日程と希望の雰囲気を相談し仮予約、もしくは予約
セルフ撮影する場合
・撮影に使用するカメラやスマホ用の三脚を用意する
・タイマー機能、リモコンシャッターを活用します
撮影アプリ(Halide、ProCameraなど)もありますので活用を検討します
Step4:衣装・小物を準備する
ペアルック、フォーマル、カジュアルなどテーマに合わせて衣装を選びます。
小道具があると写真映えします(風船、ガーランド、フラッグ、ブーケなど)
Step5:ロケーションの確認・許可取り
屋外の撮影を希望する場合は撮影許可が必要な場合があります。
手配するカメラマン側や業者で撮影許可を取ってもらえる場合もありますが、必要な事前確認は怠らないようにしましょう。
例えば、公園で撮影したい場合は管理事務所へ事前確認が必要となります。
その他屋外の撮影希望場所を管轄する組織へ確認をとりましょう。
※レンタルスタジオを借りる場合は予約を忘れずに!
Step6:当日のスケジュールを立てる
・撮影の流れを決めておく
(セルフ撮影の例:集合→着替え→ロケA→移動→着替え→ロケB→解散 など)
Step7:撮影
ついに撮影当日です。自然な表情にするためには無理にポーズを撮らなくても大丈夫です。
カメラマンを手配した場合は撮影前に会話するなどして緊張をほぐしましょう。
Step8:写真の確認・編集・保存
自分で撮影した場合は編集アプリで編集する(Lightroom、Snapseedなど)
カメラマンからもらったデータは保存、バックアップをとりましょう。
SNSや家族にシェアをしたり、フォトブックや印刷の手配をします。
自分で撮影を手配するメリット・デメリット

ずばり!!
価格を抑えるために手間をかけるか…
お金を払ってプロに全て任せるのか…
メリット①:コストを抑えられる
プロカメラマンの撮影費用の相場は約\10,000~。
この費用を節約できるのは大きいですね。
特にセルフ撮影なら無料または最小限の出費で済みます。
メリット②:自由に撮影スタイルを決められる
ロケーション・服装・構図・小物なども自分の好みに100%合わせられます。
メリット③:自分たちのペースで動ける
撮影の時間に縛られず、子どもの機嫌や天気に合わせて柔軟に調整できます。
メリット④:写真撮影の過程も思い出に
撮影自体が楽しい、思い出に残るイベントになります。
デメリット①:準備に手間がかかる
衣装、撮影スケジュール、ロケ地、撮影許可など全て自分で考え管理する必要があります。
デメリット②:思っていた仕上がりにならない可能性
カメラの設定や構図、光の使い方など、プロとの差が写真の仕上がりに影響する可能性があります。
デメリット③:トラブル対応も自分でしなければならない
雨天時の代替プランや急なトラブル対応も全て自分で判断・対処しなければなりません。
デメリット④:思ったより時間がかかる
撮影になれていないと、段取りが悪かったり時間オーバーに繋がります。
疲れた顔で撮影していた…なんて事にもなりかねません。
こんな人には自分で手配するのが向いている
・写真の雰囲気にこだわりがある
・カメラ操作や編集が好き
・家族や友人と一緒に楽しく撮影したい
・予算を抑えたい
・撮影も含めて思い出作りしたい人
こんな人はプロに頼むのがおすすめ
・子どもやペットと一緒に撮影したいので、段取りに集中できなさそう
・絶対に失敗したくない
・クオリティの高い写真が必要(フォトブック、年賀状に使用したいなど)
・忙しくて準備の時間がとれない



予算を抑えるには?
カジュアルな撮影なら、セルフ撮影+友人カメラマンの組み合わせがおすすめです。
撮影業者の単品で販売するアルバムなどは、装丁が豪華で価格も上がりやすくなります。
写真を形に残す場合は、しまうまプリントやカメラのキタムラなどのフォトブックも検討しましょう。
最後に
やはり、徹底的に価格を抑えるためには多少の時間と手間をかけなければなりません。
撮影業者に依頼する場合はセットプランやキャンペーンなどお得に契約できる場合があります。
そして何より、自分たちは撮影に専念できる!!これが一番大きいのではないでしょうか。
あなたはどんな撮影スタイルを選びますか。
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